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時には昔の話を
つれづれ音楽生活のすすめのバックナンバー一挙公開!セラピー音楽家のつぶやき!

つれづれ音楽生活のすすめ


バックナンバーの中に、生きるヒントが満載。
全200号を読み返してみませんか
!!
掲載責任者:社会を音楽化する研究会
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 所沢市北秋津876−7 第五北斗ビル207
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音楽家がみると世の中は
このように見えてくる
不思議!


200号を突破した、あのメルマガのバックナンバー101号
時には昔の話を
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「つれづれ音楽生活のすすめ」         VoL. 00101
作者:ヴォーカリスト 牧野 俊浩       04/11/19
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音楽的であること。それがこれからの地球の課題です。
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■今日のバイブレーション■

           こけつまろびつ           
                (音感として面白く思う表現)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●今日のバイブレーションから思い浮かんだ事●

「ナンヤネン!ポンポンとイッタランカイ!」という声が西のほうから聞こ
えて来そうだ。

 上記バイブレーションは101回という新しい門出にはふさわしくない言
葉かもしれない。「こけつまろびつ」・・転けつ転びつと書くようだ。
転がりっぱなしの事か。

 どうみても過去の反芻を余儀なくさせる。我が青春の、我が仕事の、我が
人生の形容詞だ。
 何度も転びながらも、なんとか、今は立ち上がってますよという現在肯定
の力強さもあるような気もする。その意味では、多分今後もこの表現を愛用
するだろう。

 若い人たちが喋る言葉が記号化してきていることは、マスコミで何度も指
摘されてきたことだ。最近では携帯メールなども、その影響で、半ば宇宙語
の気配がある。それらの言葉のほとんどは背景の意味を切り捨てた造語とな
っている。ただ短くすればいいってものじゃない。

 私は関西生活の経験もあるから、関西人たちが使う擬態語からは、間違い
なくそれらの言葉で表現される状況を把握することができる。曰く「チャッ
チャ」「ゴチャゴチャ」「ネチネチ」「ブワーッ」・・これらの言葉は関東
でも一般的に通用はしているが、ホンマノハナシはちょっとチャウネンとい
う場合も多い。関西人なりの洒落っ気、毒気があったこそ生かされる言葉も
ある。
 
 これらは状況に付随した音のオノマトペ(擬態語・擬声語)である。

 100号に至るまでの間に、北海道の友人から一冊の本を頂いた。
「音のことのは」・・音を予感させる言葉がぎっしりと詰まっている。収録
された言葉を徒然に読み流してゆくだけで、上質の音楽に触れているような
安心感がある不思議な本だ。

 残念ながら、「こけつまろびつ」は収録されていなかったが、皆様の耳に
は、その背景にある状況や、そこから生み出される音の振動が聴こえないだ
ろうか。

 今後のこのコラムには、この系統の面白さを持ち込んで音と言葉と動作の
関連も私なりに考察をしてみたい。そんなところに歌心がしまい込まれてい
るかも知れないからである。

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■百歌斉放1■(時には昔の話を)

 歌との出会いは、それ自体がドラマである。
この歌との出会いは、スタジオ・ジブリ作品集のCDであった。おトキさんの
歌い方に触発されて何度も聴きかえしているうちに、娘がえらくこの曲を気
に入っている事に気がついた。
 「時には昔の話をしようか。通いなれたナジミのあの店・・」
怒涛の青春時代を振り返る静かな大人の歌である。まだ20半ばの我が娘に、
振り返るほどの昔がどれだけあるのか、親心としてはちょっと心配ではあっ
たが、とりあえずは共通の思いを見つけて、ちょっぴり幸せな気分にはなっ
た。
 自分のレパートリーに入れようと、自分なりに歌いこんでいったが、こん
な時にも、天性の思い込みが道を誤らす。
 プリントされた歌詞を参照せずに歌ってゆくうちに、自分の中で勝手な台
本が生まれ始めてしまった。

「時には昔の話をしようか。通いなれた伏見のあの店」

 ナジミを伏見と聴きとるあたり、空耳大将(そらみみたいしょう)の面目
躍如である。加藤登紀子さんのご主人は、もう亡くなったが、藤本さんとい
い、全学連の闘志で同志社大学在学中に、お登紀さんと出会っていた筈だ。
 ハハア、なるほど・・でもって、伏見のお店か・・なるほどと百も承知二
百も合点してしまったものだから、もうドウニモトマラナイ。ウララア!

 何の躊躇も無く、3度ほどステージで「伏見」と歌ってしまった。
あるかたのご指摘で間違いに気付かされても、しばらくは、その呪縛から逃
れられず赤恥青恥の心境を味わう羽目に陥ってしまった。
 傷物になった歌をどうしたものかと思案投げ首。もう歌うまいかとも思っ
たが、あいつの顔を思い出した。

 レパートリーに検討をしていた時期に、癌から生還した仕事仲間が、全く
偶然に、「牧野さん、この歌聴いてみてよ。いい歌だ」と車の中でカセット
を聞かせてくれたのが、何と、この歌であった。思いっきりズキッときた。
 なんだか泣きたくなった。


 三つのドラマが、この歌と私をつなぐ。

12月半ばに発売のCD録音でも、大事に歌ったつもりである。
 是非聞いてみて欲しい。発売は12月15日目標。
 
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■企画者と音楽家のための眼ご馳走■(人生の媚薬6)

 あらたに葉子さん。今年大人気のマイブーム、YOKOsのひとりです。
最近は、YOHCOというステージネームで活躍中です。僕が彼女を知ったのは、
こども劇場という鑑賞組織のステージでした。カフカフ・ドゴシコという、
リズム主体の面白いバンドで、歌姫として、彼女は絹のように手触りのいい
声で、力強く、伸びやかな歌を歌っておられました。

 小さなこども達に音楽の面白さを伝えるには、先ずはリズムからでしょう。
これは、音楽療法の中でも、レベル・アタックという理論で提唱されている
ことです。
 けれども彼女の歌はそれだけにはとどまりませんでした。
「情感」を全身で伝えることができる本物の歌い手です。
こども劇場の例会で彼女の歌に接するチャンスがあったこども達は幸せです。
リズムだけではなく、音楽の奥深さを体験できたに違いないはずですから。

 お父様が我が国指揮者界の重鎮、荒谷俊二さんであるということは、余り
彼女の口から聞くことはありませんでしたが、僕が二期会合唱団時代に、何
度か先生の指揮で歌わせていただいた事を思うとき、ご縁も感じます。
別の方向性とはいえ、ミューズの神に魅入られた親子ってなんだかいいです
ねえ。どんな会話があるのでしょう。

 ともあれ、彼女は現在、活動の幅を広げ、ネパールの民俗音楽家とのコラ
ボレーションや、女性だけのクラシックグループをバックにした唱歌の世界
、津軽三味線を加えたエネルギッシュな無国籍風のバンドなどで大活躍。

 「所沢小唄2004」を歌って頂いたご縁で、来年もお付き合いいただけ
る予定です。所沢でのライブも「所沢織物文化研究会」の主だったメンバー
間では話題になりつつあります。

 更新されたHPは面白くなりそうですよ!

 http://members.at.infoseek.co.jp/yohco/

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●編集後記●(あらたな出発)

 なんとも、新しい船出というのも、片意地張ってしまうものです。
結構ヘビーな二巡目の幕開け。お疲れのところ、失礼しました。

 なんだか湿っぽい数日、あしたの青梅の「笛作りワークショップ」の天候
が気遣われます。空気が乾いていないと、てきめんに竹の鳴りが悪くなるも
のですから。
 
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■「つれづれ音楽生活のすすめ」     00101号    2004/11/19
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■このメールマガジンは『まぐまぐ』( http:www.mag2.com)より発行しています。
牧野俊浩は、音楽の力を伝えるために、全国でステージ活動をしたり、
高齢者施設で歌をきいてもらったり、お話をしたりしています。
そんな実績をもとにして1999年に一冊の本を書き上げました。
いまだにそこそこ売れ続けています。

但し一般書店では埋もれてしまっているでしょうねえ。
宜しければお申し込みください。1500円です。

音楽は言葉をこえて
何とかしてして他人の心に触れたいという願い

第一章 癒しの時代
●今なぜセラピーなのか
●音楽の力
●音楽セラピーの役割

第二章 音楽セラピーとはなにか
●音楽セラピーの歴史
●能動的音楽セラピー
●受動的音楽セラピー
●新時代の音楽セラピー

第三章 青音協の役割

第四章 私のセラピー観 
〜共鳴としての音楽セラピー〜

●多様性を取り込む
●ふれあい
●模倣から共鳴へ
●音楽環境
●メンタルハーモニー
●シェイクハンズ・シェイクハーツ
●右脳のはたらき
●リズム
●共鳴する声帯
●ハーモニー
●倍音

第五章 何を歌ってきたのだろう 
〜高齢者のための曲目リスト〜

●あたたかい交流のために
●時代の歌
A5版 定価1500円  送料別途(200円)  
2007年を目前にして、ますます高齢化社会がクローズアップされてきた昨今、
様々なセラピーが話題になっていますが、人それぞれの心の中の眠るメロディを呼び覚ます音楽セラピー。クオリティオブライフ(人生の質)を高める音楽セラピーをわかりやすく解説した話題の書です。
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百歌斉放

牧野俊浩のCD発売中!


百花斉放・・・・・すべての花が一時に開花する様子をこのようにいうのだそうです。百歌斉放・・・・・すべての歌がもう一度心の中で眠りを覚ます事を願って、このように名付けました。大正ロマン(浪漫)から昭和パッション(情熱)までの名曲を牧野が歌ってゆきます。先ずは第一弾!!懐かしさからはじめてみます。アコースティックにピアノだけの伴奏で唄ってみました。あなたは、心の中でこんなプログラムを待っていませんでしたか?
ゴンドラの唄
宵待草
琵琶湖周航の歌
故郷
私の青空
月光価千金
胸の振り子
時には昔の話を
黄昏のビギン
酒と泪と男と女
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