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森山良子
つれづれ音楽生活のすすめのバックナンバー一挙公開!セラピー音楽家のつぶやき!

つれづれ音楽生活のすすめ


バックナンバーの中に、生きるヒントが満載。
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音楽家がみると世の中は
このように見えてくる
不思議!


200号を突破した、あのメルマガのバックナンバー024号
森山良子
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「つれづれ音楽生活のすすめ」  VoL. 00024
作者:ヴォーカリスト 牧野 俊浩  04/02/16
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■今日のバイブレーション■

 音楽療法を施す人が「表」(あらわ)したものが、聞き手の心に「現」
(あらわ)れた時に、はじめて、「表現」が完結する。

                      (三善 晃:作曲家)     
 
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●今日のバイブレーションから思い浮かんだ事●
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 実は、わが国では音楽療法に関して、現役の音楽家が語るということは極めて稀である。
 
今回のバイブレーションはクラシックの作曲家としてだけでなく、桐朋学園大学学長、東京文化会館館長を歴任された、まさしく日本の楽壇を代表する、三善晃氏が、音楽療法について語った言葉である。

 音楽療法やセラピー的な目的で音楽を利用する機会が、ここ数年、急激に増えてきている。かく言う私も歌い手として音楽の果たす役割を考え続けているのではあるが、音楽を職業としている仲間たちと、この話題で四つに組んだ論議をした経験があまりない。

私のように、横紙破り的に音楽の世界にすべりこんでしまった人間としては、幼い頃から専門的に音楽を学び続けてきた方々に対しては、いまだに雲上人としての気配を感じてしまい、なかなかそのような話題をもちだすチャンスがない。


 幸い、今の私の近場には雲上人は数少ないから、それなりにのびのびさせて頂いているのだが、こと音楽療法に関して研究をされている音楽大学出身の方々の前にでると、今でも、からきし意気地がなくなってしまうことがある。

 近代的音楽療法の誕生が、第二次世界大戦後のアメリカであるということや、多くのヨーロッパ諸国で音楽療法が専門学部として成立していることは、事実として知ってはいるが、やはり僕の一番の興味は、この国、日本の中での音楽療法なのである。

音楽療法を実施していく上で、日本人の音楽的志向、あるいは音楽体験の裾野の狭さが気になるし、音楽というものを日本人がどのように受け止めているのかという意識構造の研究はまだ緒についた段階のような気がする。

音楽療法の日本での展開にはまだまだそれ以前の問題が山積している。

 このメルマガの着地点が、実は「日本人にとって音楽とはなにか」をさぐりだす事であることを思うとき、今後時々はこういった観点で、このコラムを通じ少し重めの発言をしてゆくことをお許しを。

『意味の「意」は”音の下に心と書く。演奏者が音の心、心の音を表(あらわし)て、受け取る側が、それを味わったときに、初めて意味が成立する』という氏の言葉にも深い示唆を感じた私であった。


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■おすすめ■(森山良子)

 森山直太郎の母という存在で、終わるかと思った彼女でしたが、何の何の、ステージ活動がまさしくサクラサク状態ですね。

音楽活動から少し遠ざかっていた時期には「金曜日の妻たち」で俳優としても、彼女の類稀な資質を目の当たりにしたり、その後、オルゴールだけをバックにした、アコースティックそのもの演奏活動を手がけたりと、それなりに私の世代を喜ばせてくれたのですが、「涙そうそう」で、再度のビッグバン。
 すごいバイタリティですね。

 今日は最初のブレイク当時のCDを一日聴いておりました。独特のファルセットの使い方は、息子の直太朗にそのまま受け継がれていますね。
デビュー当時の清純な響きの裏声は、心をスウッと別世界に運んでゆきます。

音程を高めに取るため、例の「ピン系」の声と思われますが、いいえ、彼女の声質は私の好きな「シャー系」です。

 下記サイトで素顔の彼女に会えます。

http://www.ryoko-moriyama.jp/html/biography.html

今、これを書き終えたところで家内が「さっき古舘さんの番組にでてたわよ」だって!しまった! 昨夜も見たい番組を見逃したばかりだった。悪の連鎖か・・。

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■今日一番の耳ご馳走■(女子大生に懐メロブーム)

 音楽セラピーのヒントになるサウンドスケープの素材を紹介するコラムのつもりなのですが、なんだか耳より情報みたいな感じになってますね。
 本日は、朝日新聞で読んだ「ウチラのはやりモン」から。

女子大生の間で、1960年代から80年代の歌謡曲がブームを呼んでいるそうです。「学生時代」「木綿のハンカチーフ」「神田川」!「あずさ2号」!


歌の歌詞が心にズシッとくるとか。
そりゃそうでしょ!と私は嬉しくなります。昔いわれたように「30過ぎたら、皆、演歌」といわれた時代は、多分私くらいまでの世代までだとは思いますが、

カタカナ文字だらけで、目まぐるしく断片的で、そのうえ似通った情景ばかり繰り返される歌よりも、きちんとしたドラマ、起承転結を感じさせるものに回帰しはじめたのかもしれません。

本日のバイブレーションの真意にも反映できる、と、思われるいいニュースでし
た。

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●編集後記●

 春一番が関東に吹いたとの報。花粉症の気はないと信じていたものの、春風にのって、なにやら飛んで来ているのかなあ。今朝方からくしゃみが止まりません。ちょいと心配になって、初めて「花粉症」なるキーワードでネット検索。
 
http://www.alle-gra.com/kafun/hisan/area03.html

 そのサイトで予報士らしきキャラクターが、手をあげて喜んでいるところをみると、まだ今の時点では、この地域は心配はなさそうです。

 でも、ある年突然に症状がでるという説を聞いているものですからうかうか安心もしていられません。
その話は6年ほど前に、いきなり痛風の発作で3週間ほど寝込んだときに、「痛風と花粉症は、壺が溢れたときに、いきなりくるんだよ」と、のたもうた友人から聞きました。

彼の話を聴きながら、頭の中で昔、どこの台所の片隅にでも転がっていた、一見こげ茶色で一部分は灰色っぽい白色がこぼれているような壺をイメージしておりました。

 それに溜め込まれた、痛風のもとになる「プリン体」が艶々モッタリと糸を引いて外にこぼれだす様は、なんとも幻想的ではありましたが、初回の痛風発作は免疫がなかった性もあり、なんとも凄い痛みで、その間寝不足が続き、おまけに、ほとんど野菜だけの食生活のため、結果的にこの期間に5キロほどもの減量に成功できたのですが、いやあしんどかったです。

 花粉症の初回もなんだか重症になりそう。

 このクシャミが、花粉症の初回発作なら、悩みは深い。あるいは、今話題になりつつある新種のインフルエンザでもえらいこっちゃ。

 行くも地獄戻るも地獄・・進退ここに極まったかと思いきや、チュウハイ一缶で、まあ今晩は事なきを得ておりますが、コンサート前でちょいと心配。


 早めに休むことにしましょ。皆さんは大丈夫ですか?

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■このメールマガジンは『まぐまぐ』( http:www.mag2.com)より発行しています。
牧野俊浩は、音楽の力を伝えるために、全国でステージ活動をしたり、
高齢者施設で歌をきいてもらったり、お話をしたりしています。
そんな実績をもとにして1999年に一冊の本を書き上げました。
いまだにそこそこ売れ続けています。

但し一般書店では埋もれてしまっているでしょうねえ。
宜しければお申し込みください。1500円です。

音楽は言葉をこえて
何とかしてして他人の心に触れたいという願い

第一章 癒しの時代
●今なぜセラピーなのか
●音楽の力
●音楽セラピーの役割

第二章 音楽セラピーとはなにか
●音楽セラピーの歴史
●能動的音楽セラピー
●受動的音楽セラピー
●新時代の音楽セラピー

第三章 青音協の役割

第四章 私のセラピー観 
~共鳴としての音楽セラピー~

●多様性を取り込む
●ふれあい
●模倣から共鳴へ
●音楽環境
●メンタルハーモニー
●シェイクハンズ・シェイクハーツ
●右脳のはたらき
●リズム
●共鳴する声帯
●ハーモニー
●倍音

第五章 何を歌ってきたのだろう 
~高齢者のための曲目リスト~

●あたたかい交流のために
●時代の歌
A5版 定価1500円  送料別途(200円)  
2007年を目前にして、ますます高齢化社会がクローズアップされてきた昨今、
様々なセラピーが話題になっていますが、人それぞれの心の中の眠るメロディを呼び覚ます音楽セラピー。クオリティオブライフ(人生の質)を高める音楽セラピーをわかりやすく解説した話題の書です。
ご購入はこちらから

百歌斉放

牧野俊浩のCD発売中!


百花斉放・・・・・すべての花が一時に開花する様子をこのようにいうのだそうです。百歌斉放・・・・・すべての歌がもう一度心の中で眠りを覚ます事を願って、このように名付けました。大正ロマン(浪漫)から昭和パッション(情熱)までの名曲を牧野が歌ってゆきます。先ずは第一弾!!懐かしさからはじめてみます。アコースティックにピアノだけの伴奏で唄ってみました。あなたは、心の中でこんなプログラムを待っていませんでしたか?
ゴンドラの唄
宵待草
琵琶湖周航の歌
故郷
私の青空
月光価千金
胸の振り子
時には昔の話を
黄昏のビギン
酒と泪と男と女
竹田の子守唄
旧友再会

2000円(送料別途200円) ご購入は今すぐこちらから


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