音楽家がみると世の中は
このように見えてくる
不思議!
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■200号を突破した、あのメルマガのバックナンバー022号
吉永小百合の声
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「つれづれ音楽生活のすすめ」 VoL. 00022
作者:ヴォーカリスト 牧野 俊浩 04/02/09
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■今日のバイブレーション■
百聞一見に如かず
(前漢書:趙充国列伝)
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●今日のバイブレーションから思い浮かんだ事●
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ベートーヴェンは失明をしていたという話。
人間性は情報の産物である。
つまり本日のバイブレーションは、目からの情報を重視するという諺であるのだろうと思う。
人が情報を得るには耳から8%。あとは、目からの情報だと思っていい。
解夏(ゲゲ)という映画の意味はそこにある。ベーチェット病の話である。
残りの92%は目から得る情報。
私たちが、気楽に生きてゆけるのは、実は目の能力に依存している事を改めて考えたい。
映像文化最盛の時代である。
その中で、音に託して文化を創造してゆく音楽家の行く末を考える。
本日は音楽家のミッションを改めて考えた故、ちょっと言葉少なめになっている。
フウッ。
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■おすすめ■(End of the World)
これも、自分自身の青春反映の話であるから、好き嫌いは十分承知の上で、でも、言っておかなければなあと思いつつ記しています。
オールディズ関係の収録では、多分この曲は、パティ・ページの歌で聴いていると思うのですが(僕もそうでした)、スキーター・ディビスの方が本流らしいです。
スキーターが、どう歌ったかわからないまでも、今回、とってもいい歌を聴く機会がありました。
めったに聴けないとは思うのですが、「鳥獣戯画」という劇団の公演で、「カリフォルニア ドリーミン」という作品があります。その中で歌われた歌は、めちゃくちゃに素敵でした。
歌は「心」発で、人の心と共鳴する実感。
ああ、なんていう役者さんだったろうか・・。
彼女の切ないビブラートの前に、歌い手として脱帽です。
役者さんって、やっぱり凄い!
おすすめしても・・皆さんは接する機会がないから困ると思うのですが・・キャラクターそのままのいい歌・・・なのです。
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■今日一番の耳ご馳走■(吉永小百合の声)
声では「シャー系」が好きっていいましたよね。僕・・・。
吉永小百合の声ってどっちだと思いますか。彼女の声は、その物差しでは計れません!
うららかな日曜日、「キューポラのある街」が、私の町、所沢の図書館で、上映されました。小百合ちゃんに、あこがれて上京した私として、見逃す手はありません。思えば、昭和37年、僕はこの映画を当時住んでいた京都でみたのでした。(彼女の設定は当時の中学三年・・僕も現実に、そうでした)
会場は70席。用心をして30分前に現場に到着しても、すでに客席は8割の埋まり具合。(よかった!間に合った!)
彼女の声を分析する余裕など持ち合わせず、ひたすらに若き日の小百合ちゃんの凛とした眼差しに再会できた98分でした。
しいて言うならば、「シャー系」に意志の柱を強く通し、鼻梁をくぐらせて、そのくぐもりで人を動かす、その時差でこちらの感情を動かす、面白い声の持ち主っていう感じですか・・ねエ。(現在のシャープの宣伝でも、その効果をねらっているような気がします)
今日イチバンの眼ごちそうでも、ありました。
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●編集後記●
コンサート前に、いつも思うのですが、いままで親しくして頂いた方の数の多さに驚く事があります。
日頃は、ご無沙汰をしていても、こういった時には感謝です。
でも、仕事の名刺を基本にドサリとDMを出すなんぞ、とてもできません。
経費の関係で思い出の多い順とにしかご案内を出せない事をお許しください。
小百合ちゃんにはださない・・かも。
(「キューポラのある街」を見た後、自分が高校生になってから出したファンレターには返事が無かった・・「僕は京都の高校生です。京都の誇る祇園祭りにきてください。僕が案内をします」・・結構本気だった)
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■「つれづれ音楽生活のすすめ」 00022号 2004/02/09
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牧野俊浩は、音楽の力を伝えるために、全国でステージ活動をしたり、
高齢者施設で歌をきいてもらったり、お話をしたりしています。
そんな実績をもとにして1999年に一冊の本を書き上げました。
いまだにそこそこ売れ続けています。
但し一般書店では埋もれてしまっているでしょうねえ。
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音楽は言葉をこえて
何とかしてして他人の心に触れたいという願い
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第一章 癒しの時代
●今なぜセラピーなのか
●音楽の力
●音楽セラピーの役割
第二章 音楽セラピーとはなにか
●音楽セラピーの歴史
●能動的音楽セラピー
●受動的音楽セラピー
●新時代の音楽セラピー
第三章 青音協の役割
第四章 私のセラピー観
~共鳴としての音楽セラピー~
●多様性を取り込む
●ふれあい
●模倣から共鳴へ
●音楽環境
●メンタルハーモニー
●シェイクハンズ・シェイクハーツ
●右脳のはたらき
●リズム
●共鳴する声帯
●ハーモニー
●倍音
第五章 何を歌ってきたのだろう
~高齢者のための曲目リスト~
●あたたかい交流のために
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ゴンドラの唄
宵待草
琵琶湖周航の歌
故郷
私の青空
月光価千金
胸の振り子
時には昔の話を
黄昏のビギン
酒と泪と男と女
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旧友再会
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