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親守歌
つれづれ音楽生活のすすめのバックナンバー一挙公開!セラピー音楽家のつぶやき!

つれづれ音楽生活のすすめ


バックナンバーの中に、生きるヒントが満載。
全200号を読み返してみませんか
!!
掲載責任者:社会を音楽化する研究会
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 所沢市北秋津876-7 第五北斗ビル207
(有)文化センターボックス内
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音楽家がみると世の中は
このように見えてくる
不思議!


200号を突破した、あのメルマガのバックナンバー016号
親守歌
                       
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「つれづれ音楽生活のすすめ」  VoL. 00016
作者:ヴォーカリスト 牧野 俊浩  04/01/19
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■コンサートのお知らせ■作者:牧野が出演します。
「みんなのヒットパレード!」3月19日(金)新宿・全労済ホール 19時開演詳細は文化センターボックスの総合サイトに掲載!
http://homepage2.nifty.com/artbox2 
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■今日のバイブレーション■

       「親守唄」つくりませんか 
             (財団法人たんぽぽの家 提案)
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●今日のバイブレーションから思い浮かんだ事●
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「君は夢を与える仕事なのだから」と言われて、まあ、怒り出す人はいまい。
ただ、いい調子にその言葉に踊らされているうちに、職業として時代のお呼びがかからなくなってしまうことだって往々にして起こる。


例えば、僕の暮らす音楽の世界も、そのように評された時代はある。
楽譜を読めることや、楽器を演奏する事、人前で歌う事などが特殊な人の特別な才能であった時は、そうであったかもしれない。

 けれど、今は、いささか様子が違う。


歌う事は、カラオケが普通に生活の中にはいりこんで、中高年にとっての一番手軽な楽しみになっているのだ。また、電子楽器の発達は素晴らしく、それこそ、手取り足取りの機能が組み込まれ、点滅するライトを追いかければ、それなりにメロディくらいは誰にでも弾けるようになった時代なのだ。


電子楽器でなくてもいい。すでに居間の片隅で、物置台にまでなりさがった生ピアノでさえ、少し気合を入れれば・・ビデオで、テレビで、何とか一本指奏法の技術くらいは取得できる。そんなツールも安価に氾濫している時代なのだ。



つまりは、だれだってその気になればミュージシャンの入り口に立てるという時代だ。「夢を与える仕事だ」と言われて、安穏静観している間に、時代は音楽家を、きっちりと篩い(ふるい)にかけてしまった。


本日のバイブレーションは、音楽家に向けられた提案ではない。
新年の朝日新聞上での公募のキャッチコピーである。

昨年から始まったこの募集には、初回は全国から815点が応募。
詞だけではなく、作詞・作曲で完成された作品も多い。

 「子守唄」に対応したのであろう「親守唄」という命名には、抵抗を感じるものの、親に対する感謝、思いを歌にするというテーマは捨てがたい。

 この投げ掛けを音楽家がミッションの一部として受け取るか、他所事として無視するか、それは自由である。


しかし、たんなる言葉遊びや美しさを失ったメロディからなる代物では、音楽としての役割は果たせないと思うとき、専門家の手による音楽が「やはり夢をあたえる仕事」として復活するきっかけの、一つになるかも知れない。

迷える音楽家が挑戦をする価値はある。

詳細は下記サイトで。
http://popo.or.jp/oyamori.html 

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■おすすめ■(ジョン・健・ヌッツオ)

 僕がおすすめするまでもなく、2001年の「情熱大陸」とか、一昨年、(2002年)の紅白出演や、現在のNHK大河ドラマ「新撰組」のテーマなどで、その声に接した方も多いでしょうし、日本人離れしたマスクに夢中という方もいらっしゃるでしょうが、彼の歌声は、本当に宝物のきらめきがありますね。


 その名前からしてハーフであることは推測できますが、意外に知られていないのが、彼のプロフィール。本年5月5日で38歳。イタリア系アメリカ人の父と、日本人の母を両親として東京で生誕。

東京のアメリカンスクールを終了後、アメリカの音楽大学へ。1995年に日本に帰国後は、しばらくクラシックの世界から離れて、堪能な語学を生かしたイベントやショーの司会や、DJの世界で活躍。いわゆるある時期のクラシック離れが、現在のエンターテイナーとしてのキャラクターを育て上げたようで、実に魅力的なアーティストとなった。


2002年にウイーン国立歌劇場と専属契約を結んで、オペラ界に鮮烈のデビュー。現在、メトロポリタン歌劇場や、ザルツブルグ音楽祭でも活躍する、世界有数のテノール歌手。


 まだ、僕自身は生のステージを聴いた事はないのですが、テレビならではのズームインで表情が映し出されるたびに、顎(あご)や肩の力が見事に抜けていることに完璧な美を感じます。そこから発せられる声の、なんと美しい事か!


 日本人声楽家の海外での活躍も数多く伝えられるようにはなりましたが、それらの声で血が騒ぐという経験をしたことがなかった僕は、彼の声を口をアングリ開いて(これも力が抜けた状態ではありますが)、よだれをたらして聞き惚れました。


 歌は血で歌うものなのだと再確認した次第。
体格や年齢は全く違うものの、かの三大テノールのうち、僕の一番の贔屓、パ
バロッティに似た声質は、天性の歌好きの証ですね。

 イタリア・・歌の国・・やはりあなどれない。
彼らに近い才能がゴロゴロいそうなところです。
 
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■今日一番の耳ご馳走■(キシシ・クシシ)

 昨夜(17日)夜半になって降り始めた雪は、朝方、7階の窓からみると、さして積もった様子もなく、雪好きの僕はガッカリ。
(雪国の方、ごめんなさい、もともと、出身が西ということもあって、一面の銀世界は憧憬の対象なのです)

 それでも、表にでてみると、ところどころの日陰には、まだ数センチの贈物が残っておりました。ズザーッ・キシシ・ジャリー・クシシと、靴裏でいつもの砂利道と初雪を、交互に踏み歩くたびに思い出す、若き日の幻の企画。


 音風景の採取や再現にのめりこんでいた当時の僕は、雪を踏みしめる音ばかりを収録したレコードを作ってみたいと思っていました。雪といっても、地方によっては、まったく雪質が違うわけですから、水気の多い雪とサラサラの雪とでは、当然踏みしめた時のキシシ感は違うわけですし、後々耳に残るクシシ感も独特のものであろうとの判断でした。


 山形の友人に電話をかけ、津軽の知人に手紙を書き、雪質の話を聞かせてもらった後、この話をもちだすと、一様に戸惑った反応が返ってきたことを思い出します。

 (厄介者の雪をレコードにまでして、どうしようって言うの・・)

 都会暮らしの中で、郷里の雪を懐かしむ人たちの存在をリサーチするまでもなく、その企画は、まさしく淡雪のように消えてしまいました。



 でも、今日のような朝。足元に砕け散る精密な幾何学模様に思いをはせる時、
また、ぞろ・・。

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●編集後記●

 また、所沢という地名が全国区になってしまいました。
僕が所沢に住むようになって25年。週刊誌をにぎわした某デパートの進出と市長選との思惑がらみでの紙爆弾騒動。さらにダイオキシン。そして今回の衆議院選での選挙違反から発して、現市議10名の逮捕劇。・・・。
 まったくもって、情けない地域と思われてしまうのが悔しい。


伝統文化の掘り起こしや、地域コミュニティを活性化する文化団体は、それぞれ地道に頑張っているのです。

前々回ふれた「メロウネットところ塾」も、そのひとつ。

 この街再生のキーワードを「文化」として頑張ってゆきます。
 そうじゃないと、トトロが怒って、この街から逃げだしてしまいそうです。 

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■「つれづれ音楽生活のすすめ」     00016号    2004/01/19
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■このメールマガジンは『まぐまぐ』( http:www.mag2.com)より発行しています。

牧野俊浩は、音楽の力を伝えるために、全国でステージ活動をしたり、
高齢者施設で歌をきいてもらったり、お話をしたりしています。
そんな実績をもとにして1999年に一冊の本を書き上げました。
いまだにそこそこ売れ続けています。

但し一般書店では埋もれてしまっているでしょうねえ。
宜しければお申し込みください。1500円です。

音楽は言葉をこえて
何とかしてして他人の心に触れたいという願い

第一章 癒しの時代
●今なぜセラピーなのか
●音楽の力
●音楽セラピーの役割

第二章 音楽セラピーとはなにか
●音楽セラピーの歴史
●能動的音楽セラピー
●受動的音楽セラピー
●新時代の音楽セラピー

第三章 青音協の役割

第四章 私のセラピー観 
~共鳴としての音楽セラピー~

●多様性を取り込む
●ふれあい
●模倣から共鳴へ
●音楽環境
●メンタルハーモニー
●シェイクハンズ・シェイクハーツ
●右脳のはたらき
●リズム
●共鳴する声帯
●ハーモニー
●倍音

第五章 何を歌ってきたのだろう 
~高齢者のための曲目リスト~

●あたたかい交流のために
●時代の歌
A5版 定価1500円  送料別途(200円)  
2007年を目前にして、ますます高齢化社会がクローズアップされてきた昨今、
様々なセラピーが話題になっていますが、人それぞれの心の中の眠るメロディを呼び覚ます音楽セラピー。クオリティオブライフ(人生の質)を高める音楽セラピーをわかりやすく解説した話題の書です。
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百花斉放・・・・・すべての花が一時に開花する様子をこのようにいうのだそうです。百歌斉放・・・・・すべての歌がもう一度心の中で眠りを覚ます事を願って、このように名付けました。大正ロマン(浪漫)から昭和パッション(情熱)までの名曲を牧野が歌ってゆきます。先ずは第一弾!!懐かしさからはじめてみます。アコースティックにピアノだけの伴奏で唄ってみました。あなたは、心の中でこんなプログラムを待っていませんでしたか?
ゴンドラの唄
宵待草
琵琶湖周航の歌
故郷
私の青空
月光価千金
胸の振り子
時には昔の話を
黄昏のビギン
酒と泪と男と女
竹田の子守唄
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