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サティ
つれづれ音楽生活のすすめのバックナンバー一挙公開!セラピー音楽家のつぶやき!

つれづれ音楽生活のすすめ


バックナンバーの中に、生きるヒントが満載。
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音楽家がみると世の中は
このように見えてくる
不思議!


200号を突破した、あのメルマガのバックナンバー013号
サティ
                       
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「つれづれ音楽生活のすすめ」  VoL. 00013
作者:ヴォーカリスト 牧野 俊浩  04/01/09
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■今日のバイブレーション■

       音楽はよろこびの伴侶、悲しみの薬。
              (フェルメール:画家) 
  
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●今日のバイブレーションから思い浮かんだ事●
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 そっと、そっと包んでくれること。
自分の心をまるで、宝石のように扱ってくれる音楽が欲しくなることがある。
元気付けてくれなくていい。一緒に泣いてくれているような音が無性に恋しく
なることがある。

それは、鬱病の患者を決して励ましてはならぬという原理に通じる真理である。
よりそってくれているだけでいい。
暗闇でも、そのなかに一緒に君がいるという安心感だけで、十分。
ただ黙って一緒にいる。この空気を一緒に呼吸してるということ以上を求めると、お互いに傷ついてしまう。

 自分の中に残っているガラス細工の残像に気づかせる音楽は確かにある。
そんな音楽に出会いたくなることがある。


今日は、少しナーバスになりすぎているかも知れない。

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■おすすめ■(サティ)



 環境音楽の発想は、けなげでなくてはなりません。
押し付けであってはなりません。その発祥は多分、このサティあたりにさかのぼることになるでしょう。

曲の、どこから入っていってもいいし、どこから聴き抜けていってもいいという「家具の音楽」を考案したサティの旋律を、その表題、、例えば「梨の形をした3つの小品」「自動筆記」「干からびた胎児」などと関連づける事は、いつも、ほとんど不可能な気がしています。


聞き手の思い込みを裏切ることから始めて、聞き手をラビリンス(迷宮)に追い込みつつ、「でも、僕はまってるよ、ここで君を」と、いつまでも待ち続けている、動けない物としての家具。そんな甘美なパラドクスを仕組んでいるのがサティの音楽なのかも知れません。
 

 彼の活躍した大正時代(没は大正14年)は、日本では、今、私たちが文化と呼んでいるものの下書きが、何度も書き直された時代であったと思います。

勇猛果敢であった明治に決別をつけ、控えめであったけれども、未来につなぐ縒り糸を紡ぎ始めたあの時代の評価はまだ確定していないと思うのですが、
この時代の特徴として、人間の本質の一面としての軟弱への憧憬や回帰を、僕は感じてなりません。

前回のメルマガでふれた、大正ロマンを代表する竹久夢二の描く、いささか病身らしい女性が、弱々しくそよかぜに、ゆらぎながら、歩みよる幻想を、フィリップ・アントルモンの演奏するサティ作曲「ジムノペディ第一番」の中に感じ取っている今夜の僕です。

「でも、私は待っているわ。ここで貴方を」



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■今日一番の耳ご馳走■(キック)

 少々お疲れ気味の僕なのかも知れません。

「お父さんには特別な声で挨拶するのね」と、家内がヤキモチをやくほど、今日の
キック(拾われ猫歴まもなく5年)の声は柔らかく、ほどよい高さのロングトーンでは、ありました。

 犬の言葉を翻訳して表示するバウリンガルという玩具の登場以後、「さて、次は勿論、猫だよなあ」と待ち続けて、やっと昨年発売開始されたニャンリンガル?
購入するつもりはないものの、こんな時はちょっと気になる代物です。

 やっぱ、今日の僕は・・ちょっと変かなあ。

「さっきなんて言ったの・・ネエ」との僕の声に、微かに耳で反応しつつも、彼は今、夢路を辿っております。
 
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●編集後記●

 本日は「メロウネットところ塾」の幹部での打ち合わせ、および新年会ということになりました。勿論、場所は所沢です。

さて、この一年、この会をどのように運営するか。
音美食というキーワードで音楽を楽しみ、美意識を高め、食文化に舌鼓を打ちながら、外部に向けてのミッションとして「こども世代にとっての故郷意識」の高揚でしょうか。

 所沢は、わが国の飛行機で飛行機が始めて飛び立った街です。明治44年、その当時、町民たちはその指導にあたったフランスからの来客を歓迎するために、「ラ・マルセイユ」を原語で歌って行列をなしたとか。
 
 所沢は西武ライオンズだけの街じゃないと、メロウネットところ塾会員のシニアが、在住の子どもたちにこの街の文化を伝える動き、結構面白くなってます。

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■「つれづれ音楽生活のすすめ」     00013号    2004/01/09
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■このメールマガジンは『まぐまぐ』( http:www.mag2.com)より発行しています。

牧野俊浩は、音楽の力を伝えるために、全国でステージ活動をしたり、
高齢者施設で歌をきいてもらったり、お話をしたりしています。
そんな実績をもとにして1999年に一冊の本を書き上げました。
いまだにそこそこ売れ続けています。

但し一般書店では埋もれてしまっているでしょうねえ。
宜しければお申し込みください。1500円です。

音楽は言葉をこえて
何とかしてして他人の心に触れたいという願い

第一章 癒しの時代
●今なぜセラピーなのか
●音楽の力
●音楽セラピーの役割

第二章 音楽セラピーとはなにか
●音楽セラピーの歴史
●能動的音楽セラピー
●受動的音楽セラピー
●新時代の音楽セラピー

第三章 青音協の役割

第四章 私のセラピー観 
~共鳴としての音楽セラピー~

●多様性を取り込む
●ふれあい
●模倣から共鳴へ
●音楽環境
●メンタルハーモニー
●シェイクハンズ・シェイクハーツ
●右脳のはたらき
●リズム
●共鳴する声帯
●ハーモニー
●倍音

第五章 何を歌ってきたのだろう 
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百花斉放・・・・・すべての花が一時に開花する様子をこのようにいうのだそうです。百歌斉放・・・・・すべての歌がもう一度心の中で眠りを覚ます事を願って、このように名付けました。大正ロマン(浪漫)から昭和パッション(情熱)までの名曲を牧野が歌ってゆきます。先ずは第一弾!!懐かしさからはじめてみます。アコースティックにピアノだけの伴奏で唄ってみました。あなたは、心の中でこんなプログラムを待っていませんでしたか?
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