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北の国から
つれづれ音楽生活のすすめのバックナンバー一挙公開!セラピー音楽家のつぶやき!

つれづれ音楽生活のすすめ


バックナンバーの中に、生きるヒントが満載。
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音楽家がみると世の中は
このように見えてくる
不思議!


200号を突破した、あのメルマガのバックナンバー008号
北の国から
                       
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「つれづれ音楽生活のすすめ」  VoL. 00008
作者:ヴォーカリスト 牧野 俊浩  03/12/22
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■今日のバイブレーション■

      音楽はもうひとつの惑星だ
            (アルフォンス・ドーデ:フランスの小説家)  
                        
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●今日のバイブレーションから思い浮かんだ事●
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 前回のメルマガを書き終えた時点で、ますます、科学的に音楽を分析することの難しさに気付きはじめた。「そんなことわかりきってるよ。心を動かすのは論理じゃないよ」という声も聞えてきそうだ。僕自身も、その言葉をよりどころとして今まで、この世界にしがみついてきたような気がする。


けれど最近は、そのフレーズに出会うと、少し用心深くなっている自分に気がつく。

 音楽の本質は、今日のバイブレーションにも示されたように、数多くの比喩で語られている。それら複数の表現が成立する事自体、音楽が科学的領域で分析される振動数や、周波数や、波長だけでなりたっていないことを裏付けていると、考えさせられる。


 もう一つの要素はなんだろう。音を音楽にまで高める力。それは感性という、魅力的、かつ面妖な領域で醸しだされる美意識というものであろうか。

 今、僕が用心深くなっているのは、美意識と表現される世界に歯止めがかからなくなった状況に、戸惑い始めているからであろう。
個人の美意識は尊重されなければならない。しかし、音楽が願うのは共通の美意識の場の創造である。「あ、同じだった」と安らげる要素を提供できる真摯な努力こそ、音楽の姿であると信じている。

 歯止めのかからない状態を、逆手に取った音楽は、アナーキーでしかない。

 文化関係でアウトリーチという言葉が、ぼちぼち市民権を得はじめている。
芸術文化普及活動と理解すればいい。成長の過程で、さまざまな心の動かし方を体験することが、先ずは美意識を理解する入り口となる。


 自分の惑星をみつけるためには、何度も夜空をみあげ、たくさんの星の光を体験する必要があると同じように、音楽でも、たくさんのジャンルに出会う事からはじめてみてはいかがか。音楽の創造者も、愛好者も、ともにである。

 惑星、すなわち、生命体。その惑星もまた、無限にある他の惑星たちと同様に、れを包み込む、大きな宇宙という生命体の一員であることに気がつくことが、必要である。

音楽=惑星=生命体であるからには。

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■おすすめ■(北の国から)

「北の国から」がおすすめというと、「今更、なにいってるの!」と、どこからか灰皿かなんかが飛んできそうな気もしますが、やっぱりあの作品のグレードは、相当に高い。22年間の総集編としてテレビで放映されたのを、改めて鑑賞したところでの感想です。

 ドラマとしての評価もさることながら、僕としては、全編を貫いている、音へのこだわりに関心があります。あの音作りは相当の達人の技と見受けられます。
 北海道の大自然を背景に進行するわけですから、映像としては当然なのですが、自然音を、本当に丁寧にひろっている事に、僕は喜びを感じているのです。

 屋根からの雪下ろしの音、暖炉の中で薪がはじける音、五郎が踏みしめる雪道のきしみ、そして、小さい頃の蛍と純がじゃれあいながら野良道をはしってゆく時に、蛍の財布か何かについているらしい、小さな鈴の音などが、

日常的な距離感として耳に響いて心地よいのです。現場の音をもとにしているのですが、きっと、こう聞えるのだろうなあという、心のフィルターがかけられているのが凄いと思います。

 他にも、有名なさだまさしのテーマ導入のタイミングや、純の語り口の音質調整など、実に細やかな仕事をされている方のようですね。

 もういちど、みなさんも、そんな耳で、あのドラマを見直してみては、いかがでしょう。

感動が倍加することを保証します。
 
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■今日一番の耳ご馳走■

『商店音楽祭で街活性化を”援奏”』(応援するってことですね)

このニュースが朝日新聞の埼玉版に掲載されていました。川口には、音楽の殿堂としての「りリア」が駅前にあり、市政もなかなか洒落た文化行政を推進しているのですが、地元の意識もそれを反映して、いい感じの企画を誕生させてくれました。
 こんな時代だから、みんなが音楽で一緒になれれば・・という、直感的な試みですが、これが、きっと、予想以上の効果を生み出す事になりますよ。
「風が吹いて桶屋が儲かる」話は、なるほど、なるほどと一応、その筋をたどって、「あ、そうか」で一件落着となるのですが、今回のような試みは、辿る道筋は見えません。けれど、遠からず、ポンと思わぬ結果がでることになります。
 音楽に包まれて、自分の表情が和らぐことに気付き、ふと隣をみると、同じように、笑顔を思い出した人の姿がある・・。

 街の活性化のきっかけは、こんなところにあるのです。

本日は耳より情報としての、耳ご馳走でした。

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●編集後記●
 
 街にクリスマスソングが流れ始めると、最近は、冬の闇にも、その風情が漂うようになりました。

所沢にも、やけに電飾看板がふえたなあと思ったら、個人の家をイルミネーションで飾る事が流行しているようです。感染力があるようで、昨年両隣で始めた家は、オセロゲームよろしく、今年は胸張ってピカピカと頑張っている気配。
見ようによっては、冬の華麗な蛍軍団。とてもファンタジックでいいものです。


でも、ここ数年の経験から、昼間は、そのイルミネーション配線を施した家の
前の通りは伏せ目がちに、足早に通り過ぎることに決めました。
 お化粧前の夜のオネエサンたちに、バッタリであった時の、こちらのバツの悪さを味わうようで、ちょっと怖い。

 「夜目、遠目、傘の内」、それにとどめておきましょう。

 今夜も寒そうですよ。皆様十分にご自愛くださいませ。

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■「つれづれ音楽生活のすすめ」     00008号    2003/12/22
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■このメールマガジンは『まぐまぐ』( http:www.mag2.com)より発行しています。
牧野俊浩は、音楽の力を伝えるために、全国でステージ活動をしたり、
高齢者施設で歌をきいてもらったり、お話をしたりしています。
そんな実績をもとにして1999年に一冊の本を書き上げました。
いまだにそこそこ売れ続けています。

但し一般書店では埋もれてしまっているでしょうねえ。
宜しければお申し込みください。1500円です。

音楽は言葉をこえて
何とかしてして他人の心に触れたいという願い

第一章 癒しの時代
●今なぜセラピーなのか
●音楽の力
●音楽セラピーの役割

第二章 音楽セラピーとはなにか
●音楽セラピーの歴史
●能動的音楽セラピー
●受動的音楽セラピー
●新時代の音楽セラピー

第三章 青音協の役割

第四章 私のセラピー観 
〜共鳴としての音楽セラピー〜

●多様性を取り込む
●ふれあい
●模倣から共鳴へ
●音楽環境
●メンタルハーモニー
●シェイクハンズ・シェイクハーツ
●右脳のはたらき
●リズム
●共鳴する声帯
●ハーモニー
●倍音

第五章 何を歌ってきたのだろう 
〜高齢者のための曲目リスト〜

●あたたかい交流のために
●時代の歌
A5版 定価1500円  送料別途(200円)  
2007年を目前にして、ますます高齢化社会がクローズアップされてきた昨今、
様々なセラピーが話題になっていますが、人それぞれの心の中の眠るメロディを呼び覚ます音楽セラピー。クオリティオブライフ(人生の質)を高める音楽セラピーをわかりやすく解説した話題の書です。
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百歌斉放

牧野俊浩のCD発売中!


百花斉放・・・・・すべての花が一時に開花する様子をこのようにいうのだそうです。百歌斉放・・・・・すべての歌がもう一度心の中で眠りを覚ます事を願って、このように名付けました。大正ロマン(浪漫)から昭和パッション(情熱)までの名曲を牧野が歌ってゆきます。先ずは第一弾!!懐かしさからはじめてみます。アコースティックにピアノだけの伴奏で唄ってみました。あなたは、心の中でこんなプログラムを待っていませんでしたか?
ゴンドラの唄
宵待草
琵琶湖周航の歌
故郷
私の青空
月光価千金
胸の振り子
時には昔の話を
黄昏のビギン
酒と泪と男と女
竹田の子守唄
旧友再会

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