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プラトン
つれづれ音楽生活のすすめのバックナンバー一挙公開!セラピー音楽家のつぶやき!

つれづれ音楽生活のすすめ


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音楽家がみると世の中は
このように見えてくる
不思議!


200号を突破した、あのメルマガのバックナンバー001号
プラトン
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「つれづれ音楽生活のすすめ」 VoL..00002
作者:ヴォーカリスト 牧野 俊浩              03/12/01    
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■今日のバイブレーション■

音楽は体育の先に立ち、上にたたねばならない。
なぜなら魂が肉体をつくるのであって、その逆であってはならないからだ。
                 (プラトン:ギリシャの哲学者)
                      
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●今日のバイブレーションから思い浮かんだ事●
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この言葉を知ったのは、プロの歌い手になってからだ。

高校時代に柔道部という一見硬派風の部活動に精をだしてはいたものの、男だけの汗臭い取っ組み合いに、それほど魅了されていたわけではない。

高校二年で、運良く黒帯をとったのをきっかけに、無理やり擦り切れさせた黒帯で、胴衣を無造作風に巻き上げたものと、なるべく少な目の教科書をブックバンドで結わえたものを肩にして通学するスタイルに切り替えたということから考えて、まあ、一種の自己アピール。

当時、ちょいと洒落た仲間がギターを手にし始めた頃だったから、「俺は、そんな軟弱なもんは相手にせん」という主張でもあったのかもしれない。

両面から、迫る奴もいた。(あいつ、どうしてるだろう・・。爪先の手入れだけはかかさず、それでも一応は三年間、道場には、いた)まあ、ほとんどの部員が長髪で、お坊ちゃん風だった事を思うと、まあ・・その程度の柔道部ではあった。

軟弱さは、心にスキができる。それみたことかとでもいわんばかりの顛末である。
腰を痛めた事のをいいことに、大学では、見事な転身で、女の子と歌でもうたってみっか、となった。潜在的な欲求が、やっと満たされたともいえる。

以来、同期の仲間たちが4年間の大学生活を無事終了し、まなじりを結して企業戦士として羽ばたく時がきても、未練がましくもう一年大学に残りつづけている(つまり・・留年ってことですね)うちに、現在の歌い手という仕事の入り口にたつことになった。



 今回のバイブレーションは、少し耳に痛い言葉である。
当時、たいした歌もうたえなかったにもかかわらず、プロのオペラ合唱団に入団を許された陰には、きっと、「発声は、まるっきりできあがってはいないが、体格的には声量がでそうだ」とか「オペラは総合芸術であるから、まあ貧弱な音大出身と一緒に並べておけば舞台の重しくらいにはなるだろう」という事もあったのではないか。



ならば、僕の場合は「その逆であってはならないからだ」からの出発といえる。

いまだに「魂をつくりきれていない!」の叱責が客席から飛んでくるのではとビクつきながら、それでも、メゲズに明日も、うたってゆく。



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■ おすすめ■(音風景雑感からタイトル変更)

 まずは、コーラスから一曲。

若い方々には馴染みがないかもしれないが、アメリカのジャズコーラスグループの草分けであるフォーフレッシュメンの「It‘a blue world 」という曲。

なにが気持ちいいかといって、It‘aのユニゾンに続いてのハーモニーの拡がりは何度聴いてもゾクッとくる。
 

学生時代から相当聞き込んできたレコード盤は、ジャケット自体はかなり擦り切れてしまって、当時あざやかなオレンジ色であった縁取り部分は、セピア色に変色してしまった。
勿論、今となってはレコード盤もスクラッチノイズが多いが、この新鮮な音の段取りが与える衝撃は相変わらず不滅。

まだ文京公会堂と呼ばれていた、後楽園脇のホールでおこなわれた、彼らの東京公演にかけつけた若い日が思い出される。

今時のコンサートのように照明の力に頼ることなく、彼らの声だけで、煤けたホールの壁を虹色に染めあげていた。強烈な至福の瞬間であった。

年齢的にメンバーチェンジを繰り返しながらも現在は22代目が活躍しているという。彼らの特色であるオープン・ハーモニーはある意味で、人生そのものの暗示。

詳細は下記サイトで。

http://www.ozsons.com/freshmen.htm


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■今日一番の耳ご馳走■
 「チャリチャラ。チャリチャラ」 何の音だと思います?編集後記でもふれましたが、旅帰りの通例行事は、近くのコンビニで缶チューハイを2本仕入れての帰館。

昼夜関係なく旅の終わりはチューハイで締めくくると日本人は安心するものです(ん?)

玄関の入り口をあけた途端に響いてくるこの音色。
全速力でかけよってくる、牧野キック君の首輪についている鈴の音が、なんと軽やかなこと。

あるご縁で、4年ほど前から、我が家をわがもの顔に徘徊しております。家内に関してはほとんど自分と同類の猫であると認識しているようですが、このご主人様は、命の恩人(この件はいずれ)、専制君主。

けれど時には専属の給食当番。
「おい!どこいってたニャ」と問い詰めるために跳んできます。


一本目のpsyu!から始まる旅物語の序章に、この音色は欠かせません。  
今日も・・・オッ!なんだ、・・・もう寝ちゃったのか・・。

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●編集後記●
信州の松本での公演から帰ったところです。「Mamma mia!」というカフェ&雑貨のお店の5周年記念を祝う、音楽セラピーコンサートでした。


とても素敵な雰囲気のお店です。季節柄、クリスマスギフトがふんだんに並んでいる中での2時間近くのコンサートは、心のこもった手料理での食事をはさんで、大盛況。

信州の古都にある癒しスポット。お近くに寄られたら是非お立ち寄りくださいな。

http://www.mcci.or.jp/www/mammamia/hyoushi.htm


かけつけてくれた松本こども劇場の仲間たちとは10数年ぶりの再会。
子育てを終えて、劇場運動から一歩退いたとはいえ、それぞれの地域で活発に文化活動を続けておられる様子がうかがえ、まだまだ日本はすてたもんじゃないと実感。
アリガトウ。

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■「つれづれ音楽生活のすすめ」     00002号     2003/12/1
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■このメールマガジンは『まぐまぐ』( http:www.mag2.com)より発行しています。

牧野俊浩は、音楽の力を伝えるために、全国でステージ活動をしたり、
高齢者施設で歌をきいてもらったり、お話をしたりしています。
そんな実績をもとにして1999年に一冊の本を書き上げました。
いまだにそこそこ売れ続けています。

但し一般書店では埋もれてしまっているでしょうねえ。
宜しければお申し込みください。1500円です。

音楽は言葉をこえて
何とかしてして他人の心に触れたいという願い

第一章 癒しの時代
●今なぜセラピーなのか
●音楽の力
●音楽セラピーの役割

第二章 音楽セラピーとはなにか
●音楽セラピーの歴史
●能動的音楽セラピー
●受動的音楽セラピー
●新時代の音楽セラピー

第三章 青音協の役割

第四章 私のセラピー観 
〜共鳴としての音楽セラピー〜

●多様性を取り込む
●ふれあい
●模倣から共鳴へ
●音楽環境
●メンタルハーモニー
●シェイクハンズ・シェイクハーツ
●右脳のはたらき
●リズム
●共鳴する声帯
●ハーモニー
●倍音

第五章 何を歌ってきたのだろう 
〜高齢者のための曲目リスト〜

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故郷
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